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「スンドゥブ料理を米国の文化現象にした」 米紙が故イ・ヒスク氏の人生を再照明

「スンドゥブ料理を米国の文化現象にした」 米紙が故イ・ヒスク氏の人生を再照明

Posted August. 29, 2020 08:15,   

Updated August. 29, 2020 08:15

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「スンドゥブ(おぼろ豆腐)料理を、米文化現象の一部として作った」

米ニューヨークタイムズ(NYT)は27日(現地時間)、「北倉洞(プクチャンドン)スンドゥブ(BCD Tofu House)」の創業者イ・ヒスク代表(写真)の訃報を一歩遅れて地面に掲載しながら、イ代表の人生をこのように表現した。イ代表は先月18日、ロサンゼルス(LA)で享年61歳で亡くなったが、異例なことに1ヵ月後に訃報を載せて、氏の人生にスポットライトを当てた。

NYTによると、イ代表は元々ホン氏で、1989年に米国ロサンゼルスに移住する際に夫の苗字に従った。1990年代半ば、教会礼拝時にお腹がすいた息子たちが向こう側のスンドゥブレストランに行こうとねだったことをきっかけに、レストラン創業を考えたという。レストランの名前は、親戚の祖母が運営していた豆腐レストランがソウル北倉洞にあったことから取ってきた。

NYTは、「イ代表は、スンドゥブチゲの秘密レシピを開発するために、数多くの夜を明かしたし、氏のレストランは、米国の12都市に13支店のある全国的なフランチャイズに成長した」と明らかにした。「イ代表は、新型コロナウイルス感染症の影響で一時解雇された従業員にも、引き続き医療給付を与えた」とも伝えた。


趙鍾燁 jjj@donga.com