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北朝鮮が拡声器を設置した日、韓半島付近で 米B-52展開

北朝鮮が拡声器を設置した日、韓半島付近で 米B-52展開

Posted June. 24, 2020 08:51,   

Updated June. 24, 2020 08:51

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米空軍のB-52戦略爆撃機が北朝鮮が対南拡声器を設置した22日に日本列島を飛行したことが、23日、確認された。

 

北朝鮮が開城(ケソン)南北共同連絡事務所を爆破(16日)した直後の17日と19日に続き、再び米国の代表的な戦略兵器が韓半島付近で展開したのだ。対南・対米攻勢の強めている北朝鮮に挑発するなという警告メッセージとみえる。

民間航空追跡サイト「エアクラフト・スポット」によると、22日にアラスカのイールソン空軍基地を出発したB-52爆撃機2機が日本列島付近の太平洋上空を経てフィリピン海に移動した。B-52爆撃機は、韓半島から飛行距離約1時間の上空まで接近した。

 

特にB-52爆撃機は、フィリピン海で米空打撃群と作戦任務を遂行した後、同じ経路で戻るという。現在、フィリピン海付近では「セオドア・ルーズベルト」(CVN-71)や「ニミッツ」(CVN-68)など空母2隻をはじめ空母打撃群が、海上監視、長距離攻撃、機動訓練などを行っている。日本の横須賀海軍基地を母港とする「ロナルド・レーガン」(CVN-76)まで加勢すれば、3隻の空母が第7艦隊作戦区域で活動することになる。

米国が、韓半島が含まれる米第7艦隊の作戦区域に2隻の空母を前進配備したのは、南シナ海で中国を牽制するとともに最近の北朝鮮の対南軍事行動を意識した措置という観測が流れている。韓半島危機が高まった2017年11月にはレーガン、ルーズベルト、ニミッツの3隻が東海(トンヘ・日本海)上の韓国作戦区域(KTO)に同時に進入し、韓国海軍と合同訓練を実施した。


尹相虎 ysh1005@donga.com