独ブンデスリーガも１５日に無観客でリーグ再開

ドイツのプロサッカー、ブンデスリーガが欧州の５大リーグでは一番先にリーグを再開する。

ロイター通信などは７日、ドイツ・サッカーリーグ（ＤＦＬ）が新型コロナウィルスが猛威を振るう中、１５日から無観客でブンデスリーガを再開することを決定したと報じた。ドイツ政府が同日、今月中旬以降に無観客試合を条件にリーグ再開を容認したことを受けた措置だ。これを受け、３月１３日に全面中止されたリーグは、約２ヵ月ぶりに２０１９～２０２０シ－ズンを再開することになった。全３４節のうち２５節まで行われたブンデスリーガは、リーグ８連覇を目指すバイエルン・ミュンヘンが勝ち点５５で首位を走っている。

しかし、アンゲラ・メルケル首相が、「一週間で１０万人当り５０人の新規感染者が発生すれば、再び強力な措置を取るだろう」と述べ、感染拡大の様子次第ではリーグは再び中止される可能性もある。

一方、セルビアとクロアチアも無観客でリーグを再開することにした。セルビアは３０日、１部リーグが再開されたが、残り４試合を行いプレーオフは行わない。クロアチアも３０日にカップ大会を開き、来月６日に１部リーグを再開する。ブルガリアも来月に最下位する方針を表明しており、イスラエルも３０日に１部リーグを再開する。

イングランド・プレミアリーグとスペインのリーガ・エスパニョーラ、イタリアのセリエＡはまだシーズン再開日を決めかねている。フランスのリーグ・アンは事実上シーズンが強制的に終了された。


兪載泳 elegant@donga.com