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現代モービス「インドに第2研究所を設立」

現代モービス「インドに第2研究所を設立」

Posted April. 14, 2020 08:42,   

Updated April. 14, 2020 08:42

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現代(ヒョンデ)モービスが、インドでの研究開発(R&D)の規模と能力を拡大する。

現代モービスは、インド・テランガーナ州の州都ハイデラバードで運営しているR&D研究所の近くに、インドの第2の研究拠点を設立することにしたと、13日明らかにした。車両に適用されるソフトウェア(SW)を専門的に研究するここでは、現在約700人が勤務しており、SWの開発と検証に集中している。カーナビゲーション、オーディオなどの電子部品をベースにした車両用インフォテインメントシステム(IVI)関連アプリケーション(アプリ)、エアバッグ制御装置(ACU)、電子ブレーキシステム(MEB5)など、最近車両搭載が増えている電装部品が代表的研究対象である。

第2の研究拠点では、自律走行車の走行と駐車に必要なSWはもとより、カメラ、レーダーなどの様々なセンサから周辺情報を読んで処理する過程を研究する予定だ。現在運営している第1研究拠点は、従来の研究強化とともに、インドの現地クライアントのためのカスタマイズされた製品の開発を行う計画だ。特に自律走行に必要なSWの性能を引き上げる試験プログラムの制作にも乗り出すことにした。

現在、現代モービスは、韓国と米国、ドイツ、インド、中国でR&D研究所を運営している。韓国と米国、ドイツでは自律走行関連技術を、中国では相手先ブランドによる生産(OEM)製品の開発を目指して研究に集中している。これらの研究所で働いている従業員だけで5000人に上る。米シリコンバレーと中国深センでは、複数のスタートアップと様々な融合技術の開発ができる「モービスベンチャーズ」も運営している。現代モービスの関係者は、「積極的なR&Dのおかげで、昨年17億ドル(約2兆700億ウォン)の海外受注を上げた」とし、「今年は27億ドル(約3兆2872億ウォン)の海外受注を目指している」と語った。


徐亨錫 skytree08@donga.com