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「ルー・ゲーリッグのバット」が12億5000万ウォンで落札

「ルー・ゲーリッグのバット」が12億5000万ウォンで落札

Posted April. 10, 2020 08:17,   

Updated April. 10, 2020 08:17

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米プロ野球大リーグの伝説的打者・ルー・ゲーリッグ(1903~1941)が使った野球バットが、12億5000万ウォンに売れた。

ESPNなど現地メディアは9日、「最近、とあるコレクターがルー・ゲーリッグが1922年から使用していた40オンス(約1.13キロ)のバットを、米ヘリテージオークションを通じて102万5000ドル(約12億5000万ウォン)で落札した」と伝えた。2月にオークションで入札流れとなったこのバットの開始価格は95万ドル(約11億6000万ウォン)だった。ヘリテージオークションの関係者は、「ルー・ゲーリッグは、このバットが非常に気に入っていた。野球用品メーカーにこのバットを送って、同様のものをいくつか作ってもらいたいと頼んだ」と説明した。

ルー・ゲーリッグは、1923年から1939年までニューヨーク・ヤンキースで17シーズンの間に、通算打率0.340、493本のホームランを記録した伝説の打者だ。引退後、殿堂入りし、大リーグ初の永久欠番(4番)の主人公となった。筋肉が固まる筋萎縮性側索硬化症でグラウンドを離れたゲーリッグは引退してから2年後に、この病気で死亡した。以後この病気は「ルー・ゲーリック病」と呼ばれている。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com