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李洛淵氏が釜山で応援演説、今度は「新空港カード」

李洛淵氏が釜山で応援演説、今度は「新空港カード」

Posted April. 09, 2020 08:14,   

Updated April. 09, 2020 08:14

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与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナクヨン)コロナ19国難克服対策委員長が8日、釜山(プサン)・蔚山(ウルサン)・慶尚南道(キョンサンナムド)の激戦地の応援射撃に乗り出し、「新空港問題を解く(解決する)」と発言し、「東南圏新空港カード」論争に再び火をつけた。

李氏は同日、釜山鎮区(プサンチンク)の西面(ソミョン)駅を訪れ、「大韓民国の第2の都市である釜山がその地位にふさわしく発展することが、釜山だけでなく大韓民国のさらなる跳躍のために切実だ」とし、「そういった観点で、新空港問題を含め釜山が抱えている様々な懸案を政府とともに『共に民主党』が解いて(解決して)いく」と強調した。6日に釜山を訪れた同党の李海チャン(イ・ヘチャン)代表が、「『公共機関移転シーズン2』を進める」と発言した2日後に李氏が地域の念願である新空港事業の解決を約束し、票集めに出たのだ。李氏は首相在任中、釜山市、蔚山市、慶尚南道など地方自治体と国土交通部が意見調整に難航すると、東南圏新空港問題を首相室が再検討するようにした。

 

李氏は8日、釜山中-影島(ヨンド)(金枇澳候補)を皮切りに、釜山鎮甲(金栄春候補)、釜山鎮乙(柳永珍候補)、沙上(ササン)(裵在禎候補)をまわって応援遊説を行い、午後には慶尚南道梁山(ヤンサン)甲(李載栄候補)と梁山乙(金斗官候補)、昌原鎮海(チャンウォン・チンヘ)(黄基鉄候補)をまわって激戦地域の候補を応援した。

李氏は特に、「新型コロナウイルス克服」を強調して票心をつかむことに集中した。梁山乙の応援遊説では、「国民皆が新型コロナウイルスという奇怪な感染症のために多くの苦しみを味わっている」とし、「国民が偉大なので、戦争で先に勝つ国があるとしたら、その国はまさに大韓民国だろう」と述べた。西面の遊説では、新型コロナウイルスの克服への意志を強調し、「釜山市民も争う人ではなく働く人を今回必ず選んでほしい」と訴えた。釜山の南港(ナムハン)市場では、一部の商人が、「客はすぐに戻って来るだろう。少し耐えて頑張ってほしい」と言う李氏に、「李洛淵を大統領に」、「李洛淵大統領」とスローガンを叫んだ。


姜聲煇 yolo@donga.com