Go to contents

孫興民の骨折部位は3年前に同じ近位橈骨、21日に手術へ

孫興民の骨折部位は3年前に同じ近位橈骨、21日に手術へ

Posted February. 21, 2020 08:39,   

Updated February. 21, 2020 08:39

한국어

右腕を骨折した孫興民(ソン・フンミン=28、トッテナム・ホットスパー、写真)の負傷部位が3年前と同じ近位橈骨であることが判明した。

20日、医療界の関係者は本紙の取材に対し、「孫興民がケガをした部位は、右腕の近位橈骨で、過去に手術を受けた骨だ。ただ、橈骨上で骨折した位置は過去より2センチほど肘に近い部位」だと話した。手首から肘までを意味する前腕は、橈骨と尺骨からなっている。孫興民は親指に向かって伸びている橈骨をケガした。

孫興民は2017年6月、カタールとのワールドカップ最終予選で右腕の近位橈骨を怪我し、ソウル市内の慶煕(キョンヒ)大学病院で手術を受け、約2ヵ月後に公式戦に復帰したことがある。孫興民は16日、イングランド・プレミアリーグのアストン・ヴィラ戦で試合開始31秒で相手DFとぶつかって倒れる際、過去にケガした部位をまたケガシタ。最初にケガした時の橈骨の切断面は垂直に近かったが、今回の骨折した部位の切断面は斜めだといいう。19日に帰国した孫興民は3年前と同じ病院で21日に手術を受ける予定だ。

孫興民が右腕を骨折した中でもアストン・ヴィラ戦でフルタイム出場し2ゴールを奪ったのは謎だというファンもいる。市内の整形外科の院長は、「以前骨折した経験が全くない部位をケガすると、激しい痛みで走れないはずだ。ところが、すでに手術を受けた部位や、近い部位をケガすると骨にひびが入るように折れるため、相対的に痛みが少ない」と話した。


鄭允喆 trigger@donga.com