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「ファストボールの制球と集中力は完璧」 ブルージェイズ捕手が柳賢振の投球を称賛

「ファストボールの制球と集中力は完璧」 ブルージェイズ捕手が柳賢振の投球を称賛

Posted February. 18, 2020 08:58,   

Updated February. 18, 2020 08:58

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メジャーリーグ、トロント・ブルージェイズのエース、柳賢振(リュ・ヒョンジン=33)が今年、専従捕手は必要ないという考えを明らかにした。17日、フロリダ州のダニーデンで実施中のスプリングキャンプでトレーニングの途中、柳賢振は「昨季の方が非正常だった。僕はすべての捕手と呼吸を合わせられる。捕手のタイプは投手にかかっている」と言い、エースとしての自信を示した。

現地で専従起用起用の質問が出たのは、昨季の記録が原因だった。柳賢振は昨年、ロサンゼルス・ドジャースでラッセル・マーティンとバッテリーを組んだ時は20試合で防御率1.52をマークした。だが、新人捕手ウィル・スミスとは6試合で防御率5.40と波があった。通算成績に範囲を広げると二人の捕手を除いた他の捕手とは、いずれも2、3点台の防御率で大きな差はなかった。

この日、柳賢振の公式練習が終わった後、2度目のブルペン投球では主力捕手のダニー・ジャンセン(25)がボールを受けた。柳賢振のボールを20球ずつ2セットに分けて受けたジャンセンは、「ファストボールの制球力が本当に良い。集中力や準備する姿勢、プロフェッショナル精神、コミュニケーション能力の全てが良かった」とコメントした。柳賢振は、最初のブルペン投球ではリース・マグワイア(25)と呼吸を合わせた。1995年生まれで同じ年の両捕手は、今年のトロントのホームを守る。ブルペン投球を終えた後は、チームの有望株の投手たちが柳賢振を囲んでカットファストボール(カッター)の握り方について質問する場面も見られた。

柳賢振はヒューストン・アストロズのサイン盗みについても口を開いた。柳賢振の古巣ドジャースは、ヒューストンにサインを盗まれた2017年のワールドシリーズで敗れた。当時シリーズ出場選手名簿に入らなかったが、柳賢振は「相手チームとしては、当たり前のことだが不愉快なことだ」と話した。しかし、ヒューストン打者にビーンボールを予告した何人かの投手の発言については「野球をやるべきでしょう」と言い、間接的に反対を示した。


姜泓求 windup@donga.com