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党刷新に乗り出した朴智元氏、「安哲秀色を消す」?

党刷新に乗り出した朴智元氏、「安哲秀色を消す」?

Posted July. 04, 2016 07:35,   

Updated July. 04, 2016 08:13

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野党「国民の党」の朴智元(パク・チウォン)非常対策委員長兼院内代表が、党のアイデンティティの変更など党の刷新に乗り出した。党の一部では、「安哲秀(アン・チョルス)色を消す」のではないかという見方も出ている。

同党は来週初め、最高委員会議室の「バックドロップ」から替える計画だ。これは、朴氏が先週末に党務報告を受ける席で直接指示したという。党関係者は、「バックドロップの交換を皮切りに、エンブレムだけでなく『国民の党』のシンボルカラーである緑色をこれからも使うかなど全面的な党のアイデンティティ変更の作業に着手した」と話した。

同党の会議室の後方の壁には現在「人」の字を形象化した党のエンブレムと「国民に寄り添う国民の党」というロゴが書かれたバックドロップがかかっている。これは、4・13総選挙で金秀玟(キム・スミン)議員らが作ったもので、広報費のリベート授受疑惑から脱するための新指導部の意欲がうかがえる。

同党は安氏の側近グループが前面に布陣しており、内部では全羅道(チョンラド)の野党「共に民主党」離党議員など党の運営によって疎外されたグループの不満が少なくない。このため、朴氏のこのような試みは、「私党化」論議まで起こった安氏中心の党運営に変化を予告するものとみえる。

一部では、共に民主党の孫鶴圭(ソン・ハクキュ)前常任顧問を迎えるための布石という観測も流れている。党内に孫氏の活動空間を設ける意味もあるということだ。朴氏は1日、最高委員・重鎮会議で、「『国民の党』は開かれた政党を標榜している。孫氏を含め多くの外部要人への招聘に努める」と再び孫氏に「ラブコール」を送った。

一方、先月13日にネパールに出国した文在寅(ムン・ジェイン)前共に民主党代表が8日に帰国する。文氏は帰国後ひとまず慶尚南道梁山(キョンサンナムド・ヤンサン)の自宅で今後の活動の構想に入るものとみえる。文氏が近く著書の発売と共に本格的な大統領選活動を開始するという見方もある。文氏側は、「早ければ8月中に本の発売を検討している」と話した。文氏は大統領選挙敗北から1年経った2013年12月に『1219終わりが始まりだ』という本を出し、ブック・コンサートなどを通じて大統領選挙活動を再開した。



길진균기자 leon@donga.com · 송찬욱 キル・ジンギュン記者 ソン・チャンウク記者 기자song@donga.com