27日、兵務庁によると、イ氏は韓国戦争中だった1951年2月、中国軍の第4次攻勢当時、横城(フェンソン)高地の戦闘に参戦して、敵弾に腕と足が貫通する負傷を負った。数回に渡って依病除隊を拒否したイ氏は、上部の特命を受け、やむなく除隊したと兵務庁は説明した。イ氏の6人の息子と9人の孫も、全員現役で軍服務を終えた。彼らの服務期間を全て合計すれば、596ヵ月に上ると兵務庁は伝えた。
兵務庁は全国690家門を対象に、兵役履行家族数や全体服務期間などを審査して、560家門を兵役名門家に選んだ。彼らのうち、20家門を選んで同日、ソウル鐘路区(チョンノグ)世宗(セジョン)文化会館で表彰式を行った。彼らは授賞式後、金寬鎭(キム・グァンジン)大統領国家安保室長の招待で大統領府の境内を観覧した。
金賞は、ソウル城東区(ソンドング)に住むイ・ジュンサン氏(74)家門が受賞した。イ氏はベトナム戦に軍医官として、イ氏に父親である故イ・インハ氏は軍法務官として韓国戦争にそれぞれ参戦した。イ氏の息子を含め、計16人が充実に軍服務を終えたと、兵務庁は伝えた。