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「魔球」フォークを投げる前の速球を狙え、専門家らが勧める大谷対処法

「魔球」フォークを投げる前の速球を狙え、専門家らが勧める大谷対処法

Posted November. 19, 2015 07:16,   

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「初球を狙え。速球を投げてくる」

日本代表の大谷翔平(21=日本ハム)に再び屈服しないために、韓国代表の打者たちが胸に刻み込んだ言葉だ。初対決のデーターを分析した結果だ。しかも大谷は日本メディアに、「(開幕戦の)投球パターンを大きく変えるつもりはない」と話した。

大谷は8日、日本札幌ドームで行われた世界野球ソフトボール連盟(WBSC)プレミア12の開幕戦で韓国を相手に6回2安打2四球の無失点で抑え、勝利投手になった。21人の打者を迎えて10奪三振(47.6%)という恐るべき投球を見せ付けた。その後、大会期間中にマウンドに上がることのなかった大谷は16日、東京ドームで行われる準決勝で、再び韓国を相手に先発登板する。初対決は負けても許される1次ラウンドの試合だったが、今度は決勝進出をかけた一発勝負だ。

開幕戦での大谷の投球を簡単に要約すると、速球で脅してはフォークボールを決め球として使った。当時、大谷は打者19人(90.5%)に初球で速球を投げた。その代わり、三振を奪った10個のうち6つ(60%)はフォークボールで最高球速は147キロに達した。韓国の先発、金光鉉(キム・グァンヒョン=SK・27)が開幕戦で投げた最も速いボールが149キロだったから、大谷のフォークは魔球に近かった。むしろ160キロを超える速球にタイミングを合わせて方が有利だと、専門家たちが口を揃える所以だ。