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巨済で今年初の赤潮被害、養殖魚類33万匹が集団死

巨済で今年初の赤潮被害、養殖魚類33万匹が集団死

Posted August. 18, 2015 07:22,   

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今年に入って初の赤潮の被害が、慶尚南道巨済(キョンサンナムド・コジェ)で発生した。政府は赤潮撲滅作業に乗り出したが、慶尚南道と全羅南道(チョンラナムド)、慶尚北道(キョンサンブクド)などの周辺海域に広がる可能性が高い。

慶尚南道巨済市は17日、「南部面猪仇里(ナンブミョン・ジョグリ)のヤン某氏(65)のいけすから、赤潮による魚の集団死の通報が寄せられた」と明らかにした。集団死した魚は、石鯛など約33万匹と試算される。

慶尚南道では2日、巨済市と南海(ナムへ)郡の外の海域で今年に入って初めての赤潮生物出現注意報が出された。5日午後8時を期して、統営(トンヨン)や南海周辺の海域に赤潮注意報が発令された。13日午後9時、全羅南道高興(コフン)〜慶尚南道巨済海域には、赤潮警報が代わりに発令された。今回の赤潮は、8月から始まった猛暑のため、海水の水温が上昇したためとみられる。海洋水産部(海水部)は11日から15日にかけて、船舶1097隻を動員して、1回目の集中的駆除作業を実施したが、赤潮の被害発生を食い止めることができなかった。国立水産院によると、9月中旬まで赤潮生物が繁殖しやすい水温が維持することになり、赤潮の被害が、江原(カンウォン)南部海域まで流入する可能性が高い。海水部は、18〜27日を2回目の赤潮集中予防期間に定め、赤潮の拡散防止に乗り出す計画だ。



manman@donga.com