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全米オープン初日、ウッズが自己ワーストの80

全米オープン初日、ウッズが自己ワーストの80

Posted June. 20, 2015 07:36,   

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荒涼とした海辺に作られたゴルフ場には木など見当たらない。茂った葦の森の随所に設置されたバンカーは、あまりにも深過ぎて梯子が置かれているほどだ。一見、米国ではなく、スコットランドやアイランドのゴルフ場のようだ。18日(現地時間)開幕した今シーズンのメジャー第2戦となる115回全米オープンを誘致したワシントン州ユニバーシティプレイスのチェンバーズベイ・ゴルフクラブ(パー70)だ。

全米オープンが西北部の太平洋沿岸地域で開かれるのは初めて。2007年に開場し比較的新しいゴルフ場は、海岸沿いに人工的に作られたリンクスコースでありながら、打ち上げと打ち下りが激しく、ティーボックスとグリーンとの高低差が20メートルに及ぶホールもある。1番と10番は、プレイヤーがティーボックスまでシャトルに乗って行かなければならない。海岸沿いに並んで造成された16〜17番の隣には線路があり、1日60回通る列車を見ることができる。

馴れない景色の中で4日間の熱戦に突入した今大会の第1ラウンドで、タイガーウッズ(米国)は、またも惨憺たるスコアで崩れた。ウッズは1バーディ、1トリプルボギー、8ボギーを叩いて10オーバー80をマーク。今大会で自己ワーストのスコアを残したウッズは156人の出場選手のうち、152位タイでラウンドを終えた。ウッズより低いスコアの選手は2人しかいない。

同日、ウッズは8番でのスイングでクラブを放り投げるようなミスをしたが、18番ではウッドで打った第2打がチョロしてバンカーにはまる場面もあった。ウッズのパット数は36まで激増した。ウッズと同じ組で回ったリッキ・ファウラー(米国)も81打で崩れ、ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)は77打を記録した。同組3人の合計スコアは28オーバー。ウッズは「それでもファウラーよりはできた」と苦笑いを見せた。

精巧なアイアンショットが目立ったヘンリック・ステンソン(スウェーデン)とドライバーを平均336.5ヤードも飛ばしたダスティン・ジョンソン(米国)が5アンダー65で首位に並んだ。アン・ビョンフンは2バーディと5ボギーで3オーバー73で回り79位となったが、「ドライバーを上手く打って打数を減らすチャンスを掴むべきだったが、そこが一番うまく行かなかった」と話した。アン・ビョンフンのフェアウェーキープ率は64%で出場選手の平均である72.85に及ばなかった。