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慶尚北道義城の古墳から天馬塚のものに類似した耳飾りが出土

慶尚北道義城の古墳から天馬塚のものに類似した耳飾りが出土

Posted June. 09, 2015 07:25,   

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慶尚北道義城郡金城面(キョンサンブクド・イソングン・クムソンミョン)で1500年余り前に作られた三国時代・新羅(シルラ)の金細工の耳飾り一式が出土した。文化財庁は、ソンリム文化財研究院が発掘調査している義城大里里(テリリ)の45号古墳から金の耳飾りや帯飾り2式、脚の短い皿2点と首が太く長い壺1点など、土器や様々な乗馬器具10数点を発掘した」とし、「途中のつなぎ目の輪にまで小さな金の粒で飾られた耳飾りは、慶州(キョンジュ)の天馬塚で1973年に出土したほかは、似たような事例が見つからない」と8日明らかにした。

ソンリム文化財研究院によると、封墳が毀損された状態で1990年代半ばに発見されたこの古墳は、遺体を入れる木製の棺と副葬品を入れる木製の棺とが縦に並行して並んで配置されており、王族を埋葬した大型封土墳であったものと推定される。金の粒をつけ、金の板を折って耳飾りを装飾した様式は、天馬塚が作られた6世紀前半、新羅で短期間流行ったという。

一方、同日、文化財庁は、蔚山蔚州郡駙良面栗里(ウルサン・ウルジュグン・チョンリャンミョン・ユルリ)のヨンチュク寺址で、香炉や蒸し器、鉢など、高麗(コリョ)前期の11〜12世紀に作られたものと推定される青銅器遺物3点が出土したと明らかにした。ヨンチュク寺は、統一新羅時代に創建され、高麗前期に信者が減って閉鎖されたと伝えられている。



sohn@donga.com