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消えた李舜臣将軍の状啓別冊、国立海洋博物館で見つかる

消えた李舜臣将軍の状啓別冊、国立海洋博物館で見つかる

Posted April. 07, 2015 06:54,   

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忠武公・李舜臣(イ・スンシン)将軍の子孫の家門が保管していて紛失した「状啓別冊」が国立海洋博物館に所蔵されていることが明らかになった。状啓別冊は忠武公が壬辰倭乱(文禄の役)当時の戦場の状況を王に報告した文書を集めたものだ。

ノ・スンソク汝諧古典研究所長は6日、「海洋博物館が2年前に購入した『忠愍公啓草』が状啓別冊と同じ冊子であることを突き止めた」と明らかにした。日本帝国主義の強制占拠下にあった1928年に撮影された状啓別冊の写真を忠愍公啓草と比較して確認した。

同冊子は忠武公が亡くなった後の1662年に作られた書写本で、全68編の報告書が盛り込まれている。いつ、どう子孫の家門から外部に持ち出されたかは明らかでない。冊子の題目である「忠愍公啓草」は忠武公を記念して、1601年に全羅南道麗水(チョルラナムド・ヨス)に建立された「忠愍社」から取ったものだ。



sukim@donga.com