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ソウル小中高校368校は新学期から9時に登校

ソウル小中高校368校は新学期から9時に登校

Posted January. 30, 2015 07:12,   

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京畿道(キョンギド)と光州(クァンジュ)に続いてソウルでも9時登校制が実施される。また、低所得層の子供は公立幼稚園に優先的に入園できるチャンスが与えられる。

ソウル市教育庁は29日、このような内容の今年の主要業務計画を発表した。業務計画によると、今年、ソウル地域の小中高校368校で、3月から9時登校制が実施される。全体小中高校1301校中28.2%に当たる。小学校は353校(全体の58.9%)、中学校は14校(3.64%)、高校は1校(0.3%)だ。

市教育庁はまた、公立幼稚園の不足問題の解決のため、昨年、653クラス規模だった公立幼稚園を、今年は714クラスに増やすことにした。市教育庁は統廃合される小学校の敷地や校舎などを活用して幼稚園9ヵ所を新たに建設する予定だ。また、法定低所得層や貧しい家庭の子供に、公立幼稚園の入園の際は優先権を与えることにした。

自律型私立高校(自私高)は、従来の「抽選+面接」方式の入学選考を、完全な抽選制に変える方針であり、対立が予想される。ソウル市のチョ・ヒヨン教育監は昨年7月の就任後、「一般高校の授業雰囲気が崩壊したのは、自私高の責任が大きい」と主張して、自私高の廃止を進めたが、教育部や各自私高の反発にぶつかって失敗した。チョ教育監は廃止の代わりに入学選考を改善する方向に一歩下がったが、これも同様に自私高側では反対している。

そのほか、昨年は68校だった革新学校を、今年は100校、来年は130校に増やす方針だ。