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グーグル検索で分析した性生活、最大の悩みは?

グーグル検索で分析した性生活、最大の悩みは?

Posted January. 27, 2015 07:05,   

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米紙ニューヨークタイムズが26日付けで、グーグルのビックデータ手法を活用して、米国人の性生活について分析した。同紙は、「性生活は秘密の部分であり、世論調査では正確に把握するのが難しい」とし、「今回の分析を通じて、米国人の性への率直な悩みを伺うことができた」と伝えた。

既婚者らの最大の悩みは、性的関係のない夫婦生活だった。この1ヵ月間の結婚関連検索語について分析した結果、「性的関係の無い結婚」が2万1090件に上った。2位の「不幸な結婚」(6029件)の3.5倍、3位の「愛の無い結婚」(2650件)より8倍も高い数値だ。

未婚カップルも似たような悩みを持っている。「虐待関係」の次に、「性的関係の無い関係」を頻繁に検索した。性的関係を拒否するパートナーへの不満が、携帯メールへに返信しない場合より5.5倍も高かった。また、結婚前は、「私のパートナーが私と寝ようとしない」と検索する女性の割合が、男性より2倍多かったが、結婚後はこの悩みを検索する夫のほうが、妻より2倍以上多かった。

男性たちの性器へのこだわりは、グーグルの検索でも如実に現れた。身体部位のうち、性器を100回以上検索したとすれば、脳は5回ぐらいだった。特に、性器関連検索語10個中9個は、サイズについてのものだった。年を取れば、性器のサイズがどのように変るかについての関心も高かった。一方、女性はたまに、性器が過度に大きいことから来る悩みを検索したが、その頻度は高くなかった。

女性は、ヒップに関する検索が大幅に増えた。2004年前までは小さなヒップのほうが脚光を浴びたが、最近は、大きなヒップへの関心が高まっている。性器については、その大半が健康上の悩みだったが、30%は個人的質問で埋め尽くされた。魚やたまねぎ、ニンニク、チーズなど、匂いについての悩みが最も多く、一部は除毛や快感を与える方法について検索した。男性も同様に、女性の性器については匂い(匂いについて傷つけずにアドバイスする方法)を主に検索した。

デューク大学心理学科のダン・アリエリー教授は、「人々は知らないことができたり、追加情報を得たいと思った時はグーグルの検索窓を開く。グーグルのビックデータ分析はやや誇張されることもありうることを考慮すべきだ」と話した。