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延坪島のワタリガニ漁獲量、5年ぶりに増加

延坪島のワタリガニ漁獲量、5年ぶりに増加

Posted December. 01, 2014 14:25,   

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西海岸の代表的ワタリガニの主産地の仁川甕津郡延坪島(インチョン・オンジングン・ヨンポンド)の今年のワタリガニの漁獲量が、5年ぶりに増加の勢いに転じたことが分かった。

30日、甕津郡によると、今年の操業期間中(4〜6月、9〜11月)に延坪島のワタリガニの漁獲量は計130万3000キロを記録した。これは、昨年(97万2000キロ)に比べ35%ほど伸びた数値だ。漁獲額も、116億6000万ウォンを上げ、昨年(65億3000万ウォン)の2倍近く伸びた。

特に、今年は上半期中にワタリガニ71万6000キロを水揚げして、昨年上半期の26万200キロより大幅に増えた。ただ、今年の上半期は昨年同期(71万2000キロ)より、10%ほど減った58万6000キロだった。漁民らは、「10月から、西海(ソヘ)北方限界線(NLL)周辺に急増した中国漁船による密漁のため、漁獲量が減少した」と主張した。

毎年、仁川で水揚げされるワタリガニの25%ほどを占める延坪島のワタリガニの漁獲量は、09年から減少してきた。09年の295万キロから10年は242万キロ、11年は225万キロ、12年は189万キロなど、下落を続けてきた。昨年は史上最低の97万キロの止まった。

甕津郡の関係者は、「昨年秋から、小さなワタリガニの密度が増加し、今年の夏は、西海の表層水温が平年より1度ほど高く、ワタリガニの成長が活発になったため、漁獲量が増えたような気がする」と話した。