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KAISTの「ゲームをするモップ」、米国を虜にする

KAISTの「ゲームをするモップ」、米国を虜にする

Posted November. 12, 2014 03:51,   

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モップが自ら自分の位置や方向を認識して、きれいに掃除できていないところを標識する技術が、国内で開発された。KAISTは、在籍中の学生らが開発した「スマートフォモップ」が、米コンピューター協会(ACM)主催で、先月4日から8日にかけてハワイで行われた「第27回ユーザー環境ソフトウェアと技術(UIST)を巡る学生革新コンテスト」で、最優秀賞を受賞したと、11日明らかにした。

このモップは、KAIST産業デザイン学科の修士課程のチャ・セジン(27)とキム・ハンジョン氏(25)と、コンピューター学科博士課程のキム・ソンジュン(29)からなる「デイドリーム」チームが開発した。

この製品には、複数のセンサーと機器とをつなげる物のインターネット構築機器「キノマ・クリエイト」が適用されており、清掃空間内での現在位置と方向をリアルタイムで認識する。製品の上部にはディスプレーを設置し、掃除が行き届いていないところが一目で分かる。また、床の所々に仮想の目標物を設定しており、モップがその上を通ると、点数を取るゲーム方式をとることで、掃除の楽しさを上乗せしている。

大会への出場を指導したKAIST産業デザイン学科のナム・テクジン教授は、「世界的な大学との競争でよい成績を上げたことで、KAISTの教育や研究の優秀性を知らせるきっかけとなった」と話した。

ACM・UISTとは、人間とコンピューターとの相互作用分野で世界的な権威を誇る国際学会であり、学会期間中に行われたコンテストには、米カーネギーメロン大学やジョージア工科大学など、世界の主要大学24校が参加した。