◆個別種目の入場料
今大会は、開・閉会式を除いた全ての競技は無料で観戦できる。障害者たちの競技だからと言って、軽く見るのは誤算だ。射撃をアーチェリーなどは一般大会に劣らない記録が見込まれている。
◆今大会で初めて採択された正式種目
車椅子ダンスと車椅子ラクビ。車椅子ダンスは、まだパラリンピックの正式種目ではないが、車椅子ラクビは、2000年のシドニー大会からパラリンピックの正式種目になった。車椅子ダンスは、踊ってみた人なら誰もが魅了される種目だ。車椅子ラクビは、障害者スポーツ種目の中では最も激しいスポーツだ。一度見ると、感嘆する他ない競技だ。
今大会は11回目のアジアパラ大会だ。1975年に日本大分県で第1回が開かれて以来、2010年の広州大会まで10回の大会が開かれた。国際オリンピック委員会(IOC)と国際パラリンピック委員会(IPC)が協定を結んで、オリンピック開催都市に開催を義務付けているパラリンピックとは違い、アジア大会はまだ義務事項ではない。
◆開・閉会式が開催される仁川文鶴(ムンハク)競技場の観客数
アジア大会とは場所が違う。今大会で有料入場となっている唯一のイベントだ。
◆正式種目数
仁川アジアパラ大会では、アーチェリー、ボッチャ、ゴールボールなどパラリンピックの19種目を含め、ローンボウルズ、バドミントンなどパラリンピックでは見られない4種目が含まれている。
◆大会の総メダル数(団体種目の複数メダル含む)
全23種目で選手たちがメダルを争う。金メダルと銀メダルは、それぞれ726個(団体種目は1個とする)で、銅メダルは840個がかかっている。他の国際大会と同様、3、4位は共同受賞できるため、銅メダルの数は金銀より多い。