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「金メダルは兵役免除メダルか」 国政監査で兵役特例制度に批判の声

「金メダルは兵役免除メダルか」 国政監査で兵役特例制度に批判の声

Posted October. 11, 2014 04:04,   

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10日に行われた国会・国防委員会の兵務庁国政監査では、仁川(インチョン)アジア大会で批判を呼んだ芸術・体育人への兵役特例制度が議論の的になった。

与党セヌリ党の宋泳勤(ソン・ヨングン)議員は、「アジア大会・野球で一部の選手が負傷を抱えたまま出場していたことを後で告白し、『国家代表』を兵役免除の手段にさせたという批判の声が高まっている」と非難した。さらに宋議員は、「金メダルではなく『軍免除メダル』という批判があり、少しプレーしただけで恩恵を受ける団体種目の選手と他の個人種目の選手間の公平性問題も提起されている」と指摘した。

野党新政治民主連合の陳聲準(チン・ソンジュン)議員も「世界選手権大会など権威ある大会での受賞は(兵役免除が)認められず、不人気種目と人気種目間の不均衡のため、改善を求める声も持続的にあった」とし、「兵役免除を受ける芸術・体育人のプロボノ(ボランティア活動)を義務付ける兵役法改正案を可決させるべきだ」と主張した。

これについて朴昌明(パク・チャンミョン)兵務庁長は、「現在の兵役特例制度がスタートした1973年とは、時代の状況や国民の情緒が大きく変わってきた。世論や関係機関・団体の意見を吸い上げた上で、国民と選手が納得できる制度作りを前向きに検討する必要がある」と答えた。