起亜自動車「ソウル」、世界累積販売台数１００万台突破を目前に

「パパモビル」で知られる起亜（キア）自動車のソウル（写真）が近く、全世界での累積販売台数１００万台を突破する見通しだ。６日起亜自動車によると、ソウルは０８年９月の発売開始から先月まで、全世界で９９万台以上が販売された。今年に入って、毎月平均１万９０００台余りが売れたことを考慮すると、今月中１００万台を突破するものと予想される。

ソウルは、起亜自動車が米国市場に進出して以来、今年上半期に半期基準で最大実績（２９万７４１３台）を挙げる上でも貢献した。ソウルは今年６月まで、米国で７万４９９９台が販売され、Ｋ５（８万２８１３台）の後を次いだ。同社の関係者は「ソウルが米国で成功できたのは、世界三大デザイン賞を受賞したことから伺える優秀なデザインと、消費者から高い評価を受けたクリエイティブな広告のためだ」と述べた。

これまで米国を主な販売先としていたソウルは、最近欧州でも高い関心を受けている。ローマ法王が来韓中利用した車として注目され、カトリック信徒たちも好感を示している。