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石村地下車道でさらに5つの空洞発見、原因は地下鉄9号線のトンネル工事

石村地下車道でさらに5つの空洞発見、原因は地下鉄9号線のトンネル工事

Posted August. 19, 2014 03:43,   

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ソウル松坡区(ソンパグ)第2ロッテワールド付近の石村(ソクチョン)地下車道で長さ13メートル程度の空洞(がらんとした洞くつ)など、さらに計5つの空洞が見つかった。2番目の空洞が発見されてからわずか5日の間のことで、いずれも洞くつの形になっていることが調査の結果分かった。

ソウル市は18日、16日以降に地下車道の近くで5つの空洞がさらに見つかったと発表した。確認された空洞は石村地下車道の終点部(オリンピック公園方面、幅=5.5メートル、長さ=5.5メートル、深さ=3.4メートル)と石村地下車道の入口(金浦空港方面、幅=4.3メートル、長さ=13メートル、深さ=2.3メートル)にあったという。残りの3つの空洞では現在測量が進めてられている。これに先立つ5日、石村地下車道では入口の方で幅2.5メートル、深さ=5メートル、長さ=8メートルのシンクホール(地盤の沈下)が、13日には中心部で幅5〜8メートル、深さ=4〜5メートル、長さ=80メートルの洞くつが発見された。

確認された空洞のうち一つは、16日現場穿孔作業の途中、広域上水道埋設地点の付近で見つかった。二次的被害の恐れがあったため、市民調査委員会との協議を経て応急措置がなされた状態だ。専門家調査団は後で見つかった空洞も、地下鉄9号線の「シールド(Shield)」トンネル工事が原因になったと判断している。この工法は円筒型の機械を回転させ、土砂や岩石を取り除いて水平にトンネルを掘り下げていく方法だ。ソウル市は地盤沈下があったと予想される石村地下車道の490メートル区間で、穿孔作業による空洞が他にあるかどうかについて調査を進めている。石村地下車道の車両通行は、13日から両方向とも統制されている。