三星、書籍流通大手と共同でタブレットＰＣ生産へ

三星（サムスン）電子と世界的な書籍流通大手の米バーンズ・アンド・ノーブルがタブレットＰＣを共同ブランドで生産する。

６日、ＡＰ通信など外国メディアが伝えたところによると、両社は「ギャラクシータブ４」にバーンズ・アンド・ノーブルが保有している書籍３００万冊が読める電子本ソフトウェア「ヌーク」を搭載した「ギャラクシータブ４・ヌーク」の生産に合意した。

三星電子の関係者は、「タブレットＰＣ市場の最近の競争様相の一つは、『うちの商品だけで』見られるコンテンツを確保することだ」とし、「ギャラクシータブ４・ヌーク」は、三星タブレットＰＣが差別化された書籍コンテンツを搭載しているという意味を持つ」と話した。バーンズ・アンド・ノーブルは今度の共同ブランド・タブレットＰＣの生産を契機に独自のタブレットＰＣは開発しないことにしているという。

ギャラクシータブ４ヌークは８月初めに米国内７００あまりのバーンズ・アンド・ノーブルの売場で発売される予定だ。価格は未定。