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韓国経済、日本の「失われた20年」の二の舞を踏むのか

韓国経済、日本の「失われた20年」の二の舞を踏むのか

Posted March. 29, 2013 04:54,   

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経済成長率が低迷している中で、韓国経済が「長期不況の象徴」である日本の二の舞を踏むのではないかという危機感が高まっている。最近、「アベノミックス」で日本経済が活力を模索している間、韓国は2%台の成長率を続け、両国間の成長率格差も大きく狭まった。

最近、中央銀行の韓国銀行(韓銀)の発表によると、韓国の昨年の実質成長率は2.0%にとどまった。昨年の日本の成長率と同じ水準だ。韓国の成長率が日本と同じか低かったのは、通貨危機直後の1998年以後昨年が初めてだ。

一部では韓国経済が「失われた20年」を経験した日本に似ているという懸念が提起されている。日本は1980年代まで年平均4.6%成長した後、1990年代は1.5%の低成長に陥った。韓国は00年代まで4.4%の成長率を見せたが、11年3.6%、昨年2.0%へ成長率が急落して日本と似た下落パターンを見せている。成長率下落の原因が不動産市場の低迷、通貨高による輸出の伸び悩みという点も日本と似ている。

専門家らは財政政策と共に基準金利の引き下げなど積極的な通貨政策で成長率を押し上げるべきと指摘する。高麗(コリョ)大学のオ・ジョングン経済学教授は、「日本が1人当たりの国民所得が2万ドルを越えた後、成長率が急落したのを、韓国は20年の時差を置いて追いついている」とし、「政府と韓銀は積極的な景気てこ入れに乗り出さなければならない」と話した。



weappon@donga.com