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「文氏に乗り換える」が50%、朴氏支持は18% 安氏支持者の深層面接調査

「文氏に乗り換える」が50%、朴氏支持は18% 安氏支持者の深層面接調査

Posted November. 27, 2012 08:33,   

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安哲秀(アン・チョルス)氏を支持した投票者の心理が3通りに分かれている。東亜(トンア)日報が、安氏の候補辞退直後の24、25日、与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)候補と野党民主統合党(民主党)の文在寅(ムン・ジェイン)候補、安氏支持者50人ずつ計150人を対象に面接調査をした結果、安氏支持者50人のうち「文候補に投票する」と答えた回答者は25人(50%)だった。「棄権する」という回答は13人(26%)、「朴候補に投票する」という回答は9人(18%)だった。

これは、本紙が同じ母集団に対して3週間前に1回目の調査をした際、安氏支持者の66%が「文候補で一本化した場合、文候補を支持する」と答えたのに比べて16ポイント減少した数値だ。正常な過程を経て一本化したのではなく、突然安氏が辞退したことへの失望による反応と解釈される。実際、今回の調査で全調査対象者の47.3%は、安氏の辞退について「野党候補の一本化ではない」と答えた。

全羅道(チョルラド)地域では、安氏支持者が文候補に乗り換えたものと分析された。安氏を支持した全羅道の回答者(6人)のうち5人(83%)は、「政権交代が優先だ」と文候補に支持候補を変えた。棄権は1人で、朴候補に乗り換えたという回答者はいなかった。

しかし、全羅道以外の地域は「文氏に候補候補を変えた」という回答が20人(45%)、棄権12人(27%)、朴候補支持9人(21%)、「考え中」3人(7%)で、安氏支持者層の反応は分かれた。全羅道以外ではまだ「一本化効果」が大きく現れていないと見られる。

安氏支持者のうち20、30代(23人)は、48%(11人)が文候補に支持候補を変え、朴候補に変えた回答者は1人(4.3%)だけだった。50、60代(14人)は両候補に乗り換えた回答者が5人ずつで同数だった。

安氏の辞退については、文候補支持者が前向きに受け止めていた。「安氏の辞退がどの候補に利益になると考えるか」という質問に、安氏の支持者は文候補(46%)と朴候補(46%)を同一に見たが、文候補の支持者は74%が「文候補に有利」と考えていた。朴候補の支持者は52%が「朴候補に有利」と答えた。



dong@donga.com