Go to contents

マンUの朴智星、今季最終戦で8得点目 CL出場も現実味増す

マンUの朴智星、今季最終戦で8得点目 CL出場も現実味増す

Posted May. 24, 2011 06:59,   

한국어

新記録OK、チャンピオンズリーグ決勝戦進出OK、再契約OK。

「これ以上良いことはない」という言葉は、今季の朴智星(パク・ジソン、30=マンチェスター・ユナイテッド)にぴったりだ。朴智星は23日、英マンチェスターのオールドトラフォードスタジアムで行われたイングランド・プレミアリーグ最終戦のブラックプールとのホーム試合で1ゴール1アシストを記録し、4対2の勝利に貢献した。朴智星がこの日得たものは攻撃ポイントだけではなかった。

左ウィングに出場した朴智星は、前半21分、ペナルティーエリアの左外から走りこみ、ディミタール・ベルバトフが中央へパスしたボールをキーパーの背を僅かに越える繊細なシュートで、シーズン8号になる先制ゴールを決めた。朴智星は1対2でリードされた後半17分にはアンデルソンの同点ゴールのアシストで、シーズン6号のアシスト。朴智星は2分後、マイケル・オーウェンと交代した。

1ゴール1アシストを記録した朴智星は、今季14の攻撃ポイントを記録し、昨年李青龍(イ・チョンリョン=ボルトン)が立てた韓国人プレミアリーグ最多攻撃ポイントの13(5ゴール、8アシスト)を上回った。4ゴール1アシストを記録した自己の昨シーズン成績よりも格段にいい。今年初め、練習中に太ももを痛め約100日間プレーできなかったことを勘案すれば、より貴重な成果だ。

同日の朴智星の出場は、29日、英国ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われるバルセロナ(スペイン)との欧州サッカー連盟チャンピオンズリーグ決勝戦のため、試合感覚を身につけさせるためのものと解釈できる。朴智星は9日、チェルシー戦以降、2週間プレーがなかった。29日までは3週間のブランクが生じる状況だった。体力の備蓄にはなるだろうが、実戦感覚に問題が生じやすい。アレックス・ファーガソンマンU監督は、朴智星を同日出場させ実戦感覚を押し上げた。また、後半に交替させ体力を蓄える一石二鳥の効果を得た。朴智星は2攻撃ポイントを上げ、変わらぬ試合感覚を誇示し、ファーガソン監督がチャンピオンズリーグ決勝戦で朴智星を重用する可能性はさらに高くなった。

05年7月の入団以来最高の成績を収めた朴智星は、12年契約が満了するマンUとの再契約についても楽観的だ。主要選手が既に契約を延長した中で、朴智星はまだ契約延長をせず、これまで移籍説が取りざたされていた。しかし、今季最高の成績を上げ、大舞台での活躍を見せてきており、再契約の見通しは明るい。



creating@donga.com