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北朝鮮挑発情報、透明に公開 ICC検察官が調査方針明かす

北朝鮮挑発情報、透明に公開 ICC検察官が調査方針明かす

Posted December. 10, 2010 07:54,   

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国際刑事裁判所(ICC)のルイス・モレノ・オカンポ首席検察官(写真)は8日(現地時間)、「北朝鮮による延坪島砲撃などについて、戦争犯罪に当たるかどうかを調査しながら、ICCが入手した情報を適時公開し、調査の透明度を高める」と明らかにした。

オカンポ検察官は同日、韓国など30のメンバー国代表らを対象に、現在進めているICC検察部の活動についてブリーフィングを行い、「北朝鮮の延坪島砲撃問題は、現在5人で構成された予備調査分析チームが法律的証拠資料を収集して分析中だ」として、このように述べた。

同検察官は、北朝鮮の延坪島砲撃や天安(チョンアン)艦沈没事件に対する予備調査に関連して、「予備調査の透明性不足への憂慮があることをよく知っている」と言い、「検察部の調査に関連した証拠資料を慎重に分析して、必要な情報はすぐ公開する」と強調した。そのうえで、「延坪島事件に関する調査は、先週開始しており、調査期間に期限はない」と話した。

現場調査を行うかどうかについては、「証拠収集のためには該当国に資料を要請するほかにも、現場を訪問して調査を行うことができる」とし、「過去、訪問調査が大変有用だったため、予備調査を行って、必要な場合、現場調査も行うことになるだろう」と答えた。



higgledy@donga.com