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西海の作戦計画、全面変更へ

Posted April. 19, 2010 06:10,   

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韓国軍当局が、海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没事件で公開された作戦計画を変更することを決め、西海(ソヘ=黄海)上で運用する新たな作戦計画を準備中であることが分かった。

軍関係者は18日、「天安艦の沈没事件後に、公開されてはならない軍事機密や作戦計画が北朝鮮側に露出し、従来の作戦計画では任務を遂行することができなくなった。メディアに公開された作戦計画などの軍事機密が何かを綿密に検討し、早期に新たに作戦計画を作成して運用する方針だ」と話した。

この関係者は、「昨年の大青(デチョン)海戦後、北朝鮮の海岸砲の威嚇などに備えて哨戒艦の作戦区域を再設定したが、作戦区域を再び調整しなければならない。特に、白翎島(ペクリョンド)に設置された夜間撮影用熱線観測装置(TOD)の設置位置など、監視装置の運用全般に関する再検討が避けられない」と明らかにした。

軍当局は、西海地域に発令する合同警戒態勢である「西風」の名称と内容を変更する計画だという。一部の通信内容が公開され、通信上で使用する用語と通信報告体系は、至急修正する計画だ。天安艦の艦体が詳細に公開されたことで、海軍が運用する哨戒艦の兵器システムの種類や人員、装着位置などが露出した点も補完が必要だ。

韓国軍の潜水艦や魚雷探知能力のレベルも、事件を通じて公開されたため、軍当局は、潜水艦など北朝鮮の水中兵器の探知能力を高める方策を講じているという。

軍関係者は、「水上艦に必要な特殊装備を補強し、艦艇の建造計画を含む海軍戦力を再検討する計画だ。北朝鮮の魚雷や機雷攻撃の可能性について言及する段階ではないが、事件を機に水上艦で北朝鮮潜水艦や魚雷、機雷などの水中兵器を探知する装備やセンサーをまず補強する案が検討されるだろう」と話した。軍は、2020年までに研究開発する予定の3次元レーダー(次世代局地防空レーダー)を4年操り上げて開発する計画だ。

一方、軍当局は、早ければ5月半ばに天安艦の沈没原因に対する調査結果を発表する予定だ。軍関係者は、「現在、艦首の引き揚げをはじめ、原因究明作業に速度がついており、早ければ5月半ばにも結果を発表できるだろう」と話した。



mhpark@donga.com