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大元外国語高校、現職判事を最も多く排出

大元外国語高校、現職判事を最も多く排出

Posted October. 19, 2009 08:14,   

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特殊目的高校(特目高校)の大元(テウォン)外国語高校が、非平準化時代の名門高校だった京畿(キョンギ)高校を抜き、現職の判事を最も多く排出したことが、調査の結果分かった。最高裁判所が18日、民主党の李春錫(イ・チュンソク)議員に提出した国会の国政監査資料によると、現職の判事2386人のうち、大元外国語高校出身は58人と、京畿高校出身(38人)を上回っていることが分かった。昨年まで、2つの高校出身の判事の数は同様だったが、今年初頭、大元外国語高校出身の15人が判事と新規任用され、大元外国語高校出身が大幅にリードすることになった。

また、漢栄(ハンヨン)外国語高校(26人)、明鄹(ミョンドク)外国語高校(21人)、梨花(イファ)女子外国語高校(14人)、大一(テイル)外国語高校(13人)、ソウル科学高校(8人)など、ほかの特目高校出身判事の数も増えており、平準化時代の「特目高校のパワー」が、司法府内の多数派に浮上している。これらの特目高校は1990年代中ごろ以降、名門大学への合格者を多く出し、その効果が今現れているのである。現職判事のうち、特目高校出身は外国語高校=147人、科学高校=18人など計165人と、全体の6.9%に上っている。

新規任用判事の数では、1999年はわずか1人(0.6%)だった特目高校出身は、05年=14人(9.5%)、今年=38人(27.5%)へと増えた。今年初頭、司法研修院に入った予備法曹人は、研修院第40期の中でも、大元外国語高校(37人)、漢栄外国語高校(20人)、明徳外国語高校(20人)、梨花女子外国語高校(13人)、大一外国語高校(12人)、大邱(テグ)外国語高校(10人)など、特目高校出身が多く、特目高校のパワーは当分続きそうだ。

また、ソウル江南(カンナム)や瑞草(ソチョ)、松坡(ソンパグ)の3区の高校を卒業した新任判事は、1999年=14人(8.9%)から08年=23人(13.7%)へと増えたものの、釜山(プサン)や大邱など、6つの広域市出身は62人(39.5%)から51人(30.4%)へと減少した。

一方、現職判事ら全員の出身大学は、△ソウル大学=1426人(59.8%)、△高麗(コリョ)大学=360人(15.1%)延世(ヨンセ)大学=151人(6.3%)、△成均館(ソンギュングァン)大学=91人(3.8%)、△漢陽(ハンヤン)大学=85人(3.6%)の順だった。



ceric@donga.com