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北朝鮮、「ミサイル発射」を宣言

Posted February. 25, 2009 07:42,   

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北朝鮮は24日、長距離ミサイル「テポドン2号」の発射を実施することを公式に明らかにした。

北朝鮮の朝鮮宇宙空間技術委員会が同日、「実験通信衛星『光明星2号』を運搬ロケット『銀河2号』で打ち上げるための準備作業が、咸境北道花台郡(ハムギョンプクト・ファデグン)にある東海衛星発射場で本格的に進められている」と明らかにしたと、朝鮮中央通信が報じた。

同委員会報道官は、談話で、「我々は1段階として、数年内に、国家の経済発展に必須の通信、資源探査、気象予報などのための実用衛星を打ち上げ、その運営を正常化する計画だ」とし、持続的な試験発射の実施を予告した。

国家級秘密機関とされる宇宙空間技術委員会が出て、「人工衛星」打ち上げを主張したことは、北朝鮮の弾道ミサイル発射と関連するあらゆる活動を禁止した国連安全保障理事会決議案第1718号に違反したという非難を避ける意図があるとみえる。

北朝鮮は、発射時期には触れなかった。しかし、北朝鮮が、対内外に「ミサイル效果」を極大化させるために、早ければ、最高人民会議代議員選挙日(3月8日)や韓米合同軍事演習「キー・リゾルブ」期間(3月8〜20日)、遅くとも、金日成(キム・イルソン)主席の誕生日(4月15日)頃に発射を強行するものと専門家たちは見ている。

韓国情報当局によると、テポドン2号と推定される長距離ミサイルは、現在まで、咸鏡北道花台郡舞水端里(ムスダンリ)基地の発射台に装着されていないという。情報当局は、一般的にミサイルを発射台に装着し、液体燃料を注入すれば、これを「発射間近」と判断する。

しかし最近、北朝鮮が米国の衛星写真に撮影されないように、地下を通じて燃料注入が可能なように基地施設を現代化し、通常5〜7日かかる燃料注入時間も短縮したものと、情報当局は把握している。

大統領府関係者は、「状況を注視している。しかし、現在としては、発射台に移動したり、ミサイルに燃料を注入するなどの具体的な動きはなく、軍事的動向も特にない」と話した。



spear@donga.com spear@donga.com