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「国会は毎月1日に開会」、「常時国会」へ国会議長が提示

「国会は毎月1日に開会」、「常時国会」へ国会議長が提示

Posted November. 08, 2008 09:16,   

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毎月1日に国会を自動的に開会し、予算審議の期間を延ばすなど、「働く国会」に向けたマスタープランが作成された。

国会議長直属の国会運営制度改善諮問委員会(委員長=沈之淵・慶南大学教授)は9日、このような内容を盛り込んだ国会運営制度改善案を発表する。

主要内容は、△常時国会導入に向けた会期制度改善案、△国政監査および国政調査の実效性強化案、△対政府質問制度改善案、△常任委および小委員会の運営活性化案、△聴聞会および公聴会活性化案の5つで構成される予定だ。

現行の国会法では、9月に通常国会、偶数月に臨時国会を開き、残りの期間には、大統領や国会議長、在籍議員4分の1以上が要求する場合にのみ、開会できる。

しかし、同案が可決されれば、毎月1日に国会が自動的に開かれる。この場合、国会の開会が政争の道具に利用されたりしたこれまでの慣行はなくなるものとみえる。

また、改善案には、国会の審議機能を強化する内容も多く含まれている。

現在は、常任委員会ごとに多くて29人の委員が構成され、1人当たり5分程度質疑でも時間が足りず、中途半端な審議になるという指摘が少なくない。

しかし、改善案によると、常任委内の分野別に小委員会を構成し、小委員会中心に法案と予算を審査することになる。国会外交通商統一委員会の場合、29人が外交通商小委と統一小委に分かれ、效率的になる。

9月の通常国会では、国政監査、予算および法案審議が集中するため、深く審議できないのが事実だ。これを避けるために、国政監査を7月1日から20日間実施し、9月の通常国会では、予算と法案の審議だけを行なう改善案を出した。

また、聴聞会と公聴会は聴聞会に一本化し、調査、政策、法律の聴聞会などを随時開催できるようになる。

国会議長は同案を各党に提出し、国会運営委員会や政治関係特別委員会で論議する予定だ。

与党ハンナラ党の朱豪英(チュ・ホヨン)院内首席副代表は、「常時国会、常設小委員会の運営が、政府に負担になる恐れがある。野党が、同数の常設小委員長を要求するなど、政争の道具に使われる憂慮もある」と主張した。

野党民主党の徐甲源(ソ・カプウォン)院内首席副代表は、「改善案を具体的に見なければならないが、改革的な国会を作るうえで役立つなら、積極的に受け入れる」と述べた。



ditto@donga.com