Go to contents

「運河報告書」、水資源公社の幹部が流出

「運河報告書」、水資源公社の幹部が流出

Posted June. 25, 2007 05:28,   

한국어

ハンナラ党の大統領予備候補である李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長の「韓半島大運河」公約を再検討した37ページの報告書は、作成機関の韓国水資源公社の高位幹部が流出したことが、検察の捜査結果明らかになった。

「韓半島大運河」再検討報告書の流出疑惑を捜査している京畿(キョンギ)地方警察庁は24日、水資源公社の技術本部長の金サンウ(55、常任理事)容疑者から先月29日、ソウル大学最高経営者過程の同期生の結婚情報会社のP社の代表の金ヒョンジョン(40)容疑者に学校で資料を手渡したという供述を確保した。金サンウ容疑者は流出された資料を作成した水資源公社調査企画チームを担当している。

報告書を受け取った金ヒョンジョン容疑者は今月1日ごろ、ソウル市内のあるホテルの喫茶店で、普段付き合いがある週刊誌の記者に報告書のコピー1部を手渡したと、警察の調査過程で白状したことが確認された。

金サンウ容疑者は警察で、「金ヒョンジョン氏が政治問題と京釜(キョンブ)運河に関心が多いことを知っていて、報告書を持っていると言ったら金氏が一度見せてくれないかと言い出したので、別に深く考えずにコピーを渡した」と供述し、金ヒョンジョン容疑者は、「普段付き合いがある週刊誌の記者が京釜運河に関心があったので、コピーの1部を渡した」ことを供述したと、検察は伝えた。

しかし、金サンウ容疑者は報告書を流出する際、作成者をタスクフォース(TF)チームと変えていた。警察は金サンウ容疑者と金ヒョンジョン容疑者を水資源公社法上職務上秘密漏洩および傍助の疑いで23日逮捕した。しかし、警察は2人が報告書を流出・入手した経緯が疑問点が多くあるため、25日、追加で召喚調査を行う計画だ。

本紙の取材結果、報告書を週刊誌の記者に手渡した金ヒョンジョン容疑者は事業をしながら、ニューライト青年連合共同代表12人の中の1人として活動していたことが分かった。

一方、ソウル市政開発研究院(市政研)が李明博ソウル市長在職当時、京釜運河の妥当性を検討する研究を進めたことと関連して、公職選挙法を違反しているかどうかについて捜査中のソウル地方警察庁は、今週から市政研の関係者と当時研究に参加した世宗(セジョン)大学の教授らを召喚して取り調べる予定だ。

ソウル警察庁はこれに先立って23日、市政研で大運河関連研究の用役を引き受けたソウル経済研究院と、当時研究に参加した世宗大学の教授3人の研究室を捜索して、関連書類

13点を押収した。



bibulus@donga.com hyejin@donga.com