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性器露出事件のMBC 放送委員会が番組制裁へ

性器露出事件のMBC 放送委員会が番組制裁へ

Posted August. 02, 2005 03:02,   

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放送委員会(盧成大委員長)は1日、芸能娯楽審議委員会を開き、出演者の性器露出で物議をかもしたMBCテレビ(文化放送)の音楽番組「音楽キャンプ」と、嫁が姑の頬を殴るシーンを放送した公営放送KBSテレビ(韓国放送公社)第2チャンネルのシチュエーション・コメディー「オールドミスダイアリー」に対して、制裁措置を取る方針を決めた。委員会はさらに、現行の放送法の制裁関連条項が「形式的な懲戒」にとどまると指摘する声が高まっているのを受け、制裁の実効性を強化する方向で法律の見直しに乗り出した。

委員会は8日、問題になった両番組の関係者から意見を聴取し、芸能娯楽審議委員会の申し立てに基づいて、11日の全体会議で制裁の度合いを決定する予定だ。しかし委員会としては、審議規定に違反したテレビ局に対して、放送法第100条に基づいて「視聴者への謝罪」、「該当番組の訂正・中止」、「放送編成責任者や番組関係者への懲戒」の三つの制裁措置しか取ることができず、実効性をめぐる議論が広がっている。

MBCテレビの場合、△すでに放送を通じてお詫びしており、△問題の番組「音楽キャンプ」の放送もいったん中断しており、△担当PDらを社内人事委員会に付して懲戒の手続きを進めていることから、放送委員会の制裁措置は事実上効果がないものとみられる。

放送委員会の関係者は、「今回の案件を、視聴者の利益を著しく阻害したケースと見て、放送法第99条に基づいて『是正命令』を下すことを法律的に検討している」と明らかにした。

しかし、「是正命令」を下したとしても、テレビ局が再び同じミスをした場合のみ、課徴金が課せられる。放送委員会の別の関係者は、「実効性のある懲戒措置のため、現在の制裁措置のほかに、罰金や課徴金を科し出演者への制裁措置が取れるようにする放送法の改正を検討中だ」と話した。



suhchoi@donga.com