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斗山の「兄弟経営哲学」、全面的な見直しは必至

斗山の「兄弟経営哲学」、全面的な見直しは必至

Posted July. 26, 2005 03:08,   

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▲「兄弟経営哲学」の見直し、避けられない〓斗山(トゥサン)グループは25日、グループの経営哲学が盛り込まれた「斗山ウェイ」の発表を来年以降に延期することにした。当初は今月中に「斗山ウェイ」を発表する予定だった。

予定通りなら、斗山グループは「斗山ウェイ」に1896年、朴承稷(パク・スンジク)商店から受け継がれてきた約100年間のグループの経営方式や哲学、ビジョンをまとめて盛り込む計画だった。とくに、家族の「共同所有、共同経営」という斗山グループならではの独特な文化が、主な内容のひとつになる予定だったが、今回の事態により全面的な見直しは避けられない。

▲「グループ会長の継承は問題ない」〓朴容晟(パク・ヨンソン)会長と朴容晩(パク・ヨンマン)斗山重工業副会長は同日、ふだん通り出勤して業務を行いつつ、検察の捜査に備えた。

反面、朴容旿(パク・ヨンオ)前会長は、総裁職を受け持っている韓国野球委員会(KBO)業務関連の出張も取り消して、外部との接触を避けた。朴前会長は、来月1日に予定されている朴容晟会長のグループ会長継承に対して、無効と主張している。

しかし、斗山グループは「グループの会長職は、系列会社の代表取締役とは異なり、大株主のうちで象徴的に決めるポストなので、朴容晟会長の会長職継承はまったく問題がない」と反論した。

▲労組は「真相究明」要求〓斗山重工業の労組は、慶南昌原(キョンナム・チャンウォン)工場で記者会見を開き、真相究明を促した。労組は、「前職のグループトップが不正内容を直接告白したという事実に注目せざるをえない。関係機関は経営の不正に関する内容を厳重に捜査して、一点の疑惑ももらさず明らかにすべきだ」と要求した。斗山重工業の労組は、27日、斗山インフラコア、斗山産業開発の労組とともに上京し、デモを行うことを決めた。



swon@donga.com