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「娘たちの反乱」成功

Posted July. 22, 2005 06:11,   

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女性は宗中の会員ではないという慣習は間違っていると訴訟を提起した、いわゆる「娘たちの反乱」が、結局は成功した。

最高裁判所全員合議体は21日、20歳以上の成人男性だけを宗中会員として認めて来た最高裁の既存判例にかわり、成人女性も宗中の構成員になるという判例を出した。

今回の判決は、両性平等の理念を具現したことで、今年3月の戸主制廃止法案成立とともに、女権伸張に大きな影響を及ぼすものとみられる。

最高裁は龍仁・李氏(ヨンイン・イシ)司猛公(サメンゴン)派、青松・沈氏(チョンソン・シムシ)ヘリョンゴン派の既婚女性7人が、「女性にも宗中会員の資格を認めて欲しい」と、宗親会を相手にそれぞれ出した訴訟で、「会員ではない」と判決した原審を覆し、事件をソウル高等裁判所に差し戻した。

当初、同訴訟が宗中の財産を処分する過程で、女性を差別した宗中の行為に対する異議提起だったという点から、今後、似たような訴訟が相次ぐとみられる。

裁判所は判決文で、「宗中構成員の資格を成人男性に制限した従来の慣習は、1970年代以後、韓国社会の環境と国民意識の変化で、その法的確信が相当弱化され、個人の尊厳と両性平等を基礎にした全体法秩序にも符合しない」と明らかにした。

判決はまた、「共同先祖の墳墓守護と祭祀、親睦を目的にした宗中の本質に照らしてみる際、共同先祖と姓と本貫(韓国で姓の発祥地を表すもの)が同じなら、性別と無関係に宗員になることができなければならない」と、成年女性も宗中員になれるという点を確認した。

成年女性の宗中員資格認定は、宣告日である同日から效力が発生する。



jin0619@donga.com