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来年度の高校配置、「複数志願→抽選」高校が増える

来年度の高校配置、「複数志願→抽選」高校が増える

Posted April. 19, 2005 23:04,   

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高校平準化制度の欠点を補完するため、06年度からソウル地域の高校進学では、生徒が希望する高校を複数で志願し、それから抽選で配置する学校を決める高校が増える。

ソウル市教育庁は、市庁の半径4km以内の高校を対象に実施している共同学群制を半径5kmまでに拡大し、来年度新入生の学校配置から「複数志願、抽選配置」を実施する高校を、現在の29校から36校に増やす案を検討していると、19日明らかにした。

こうなれば、ソウルの一般高校の進学者のうち、共同学群の生徒の割合が14%から19%まで増え、08年度には25%にまで拡大される。

都心の学校の生徒不足現象の解決と学校選択権の拡大を図り、1996年に取り入れられた「複数志願、抽選配置」制度は、鍾路(チョンノ)区、麻浦(マポ)区、西大門(ソテムン)区の一部高校と龍山(ヨンサン)区全体の高校のうち、希望する高校3〜5校に志願してから、抽選で配置される。ここで落ちたら、自分の住居地に属する学群の高校に配置される制度。

市教育庁は「06年度の高校配置では麻浦、城北(ソンブク)区、西大門区、東大門(トンデムン)区など、市庁から半径5km以内の7校を加え、共同学群以外の地域に『名門学群』を新設することで50校まで増やす案を視野に入れている」と説明した。

市教育庁は、下半期中学校選択権の拡大に向けた推進企画団を構成して、外部機関に研究を依頼し、模擬配置を行うことで問題点を最小化することにした。

これに対して、全国教職員労働組合の韓萬中(ハン・マンジュン)スポークスマンは、「共同学群制を通じ、学校の選択権を拡大することには賛成だが、高校間の競争システムを作るのは望ましくない」と話した。



larosa@donga.com