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童話のような家で「メリー・クリスマス!」

童話のような家で「メリー・クリスマス!」

Posted December. 09, 2004 23:24,   

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◆「逆さの家」と「横になった家」

京畿道安城市寶蓋面(キョンギド、アンソンシ、ポゲミョン)ポクピョン里にあるアート・センター「マノ」は、面白い所だ。若い作家を中心にしたガラス工芸や金属工芸をはじめ、絵画教室、テーマのある展示会など、多様な文化芸術が体験できる空間だ。ここでは、誰でも作家の手ほどきで、作品を直に作ることができる。

「マノ」の白眉は、ギャラリー兼アート・ショップの「逆さの家」とイタリアン・レストランの「横になった家」。尖った三角の屋根がハラハラさせる姿で地面に向かい、平坦な床が空を向いている「逆さの家」の横には、これも劣ることのない、窓も屋根も地面に横になって寝ている姿の家がある。その姿を目にする人々も頭を傾げて、世の中を逆さに見て、横に見る。

その前面に広がる2万坪の芝の丘陵は、野外彫刻公園。丘陵の間々に置かれた個性ある作品も逆さや横になった家に劣らず、目を楽しませてくれる。運よく雪でも積もれば、雪を踏みしめて足跡の作品を作ることもできる。

◆クリスマス・グッズづくり

ここは最近、クリスマスのムードにすっかり染まっている。あちこちに飾られたクリスマス・ツリーとキャロルに、多様なクリスマス・グッズを手作りで作ることができるため。

一番人気があるのは、ライトクレイ粘土で作るサンタ人形。ライトクレイ粘土は、軽くて柔らかいうえ手につかないので人体に害にならず、子供たちと一緒に作るのに良い。作り方も簡単で、20分程度で人形が完成する。

サンタ人形は、赤ん坊のこぶし程の粘土5個で作る。赤、黄、青、黒、白が基本色で、この色を配合して望みの色を作ることができる。まず、黄、赤、白を混ぜ合わせれば肌色になるが、それでサンタの顔を作る。配合によって薄黄色の顔、薄赤い顔など、多様な顔の色ができる。

それらしいサンタを作るには、胴の部分を太くつくるのがポイントだ。しかし完成したサンタの姿はまちまち。太っているサンタ、細長いサンタ、赤ちゃんサンタ、髭のサンタ…。サンタでなくてもツリーの飾りやプレゼントの箱、杖、星など、多様なクリスマス・グッズを作ることができる。

◆クリスマスの生誕音楽会

ここでは、写真を撮ってクリスタル・フォトプリントの記念品を作ることもできる。透明なクリスタルに大切な人と撮った写真を印刷して、ネックレス、キーホルダー、携帯電話のストラップなどに使えばいい。

今月中に「カップル・パッケージ」(1泊2日)を申し込めば、クリスタル・フォトプリントを無料で作ってくれる。カップル・パッケージは、ムード満点のイタリアン・レストランでの夕食、ヨーロッパ風バンガローでの宿泊、朝食、愛のこもった「ハートづくり」ガラス工芸体験などが含まれている(13万〜19万ウォン)。

さらに、クリスマス・イブとクリスマス当日には、声楽、ピアノ、管弦楽の演奏を聞ける生誕音楽会が開かれる。同日、レストランの来店客の中で赤色の衣裳や小物を身につけた人には、智異(チリ)山のワインを無料提供する。問い合わせ031-676-7815

文=チェ・ミソン・旅行プランナー、tigerlion007@hanmail.net

写真=シン・ソクキョ・フリー写真作家