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特殊教育教師の選抜が年間61%激減

Posted September. 15, 2022 08:08,   

Updated September. 15, 2022 08:08

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韓国国内の特殊教育対象の児童生徒が今年初めて10万人を超えたが、来年度の特殊教師の選抜人員は今年比で61%減少することが分かった。

14日、教育部が全国17市道教育庁の2023学年度の公立幼稚園・小学校・特殊学校(幼小学校)の教員任用規模をまとめた結果、来年、幼稚園は422人、小学校は3561人、特殊学校は349人の教員を選抜することが分かった。

幼稚園や小学校、特殊学校ともに、新規任用の規模が2022学年度より減った。特に特殊教育教師は、2022学年度に894人を選抜したことに比べると、1年で545人減少した。幼稚園は157人、小学校は197人それぞれ減少した。

特殊教育対象者は、2018年は9万780人だったのが、今年は10万3659人になるなど学齢人口の減少にも関わらず着実に増えた。このため、特殊教師の選抜規模も増加傾向にあった。しかし、来年度は、1年で選抜人数が半分以上減ることになった。

教育部は、学齢人口が減少する状況で、特殊教育対象者の増加も限界があると見て、教師採用を減らしたと説明した。教育部の関係者は、「来年、特殊教師が追加で必要な学校には、定員外期間制教師を配置する」と話した。

これに対して、全国特殊教師労組は、「特殊教育対象者は、児童生徒の個人ごとに適合型教育が必要だが、新規任用の規模を減らすことになれば、現場の状況はさらに劣悪になるだろう」と懸念した。現在、特殊教師の法定定員比配置率は83%だ。

一方、児童生徒数の減少を受け、来年度の小学校教師の選抜人員が10年ぶりに半分以下に減った。2013学年度には全国で7387人を選抜していたが、2023学年度には3561人だけを選ぶことになった。


チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com