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LTEの20倍と言われた5G「実は3~4倍程度」、与党議員が市民団体と測定

LTEの20倍と言われた5G「実は3~4倍程度」、与党議員が市民団体と測定

Posted October. 02, 2021 08:17,   

Updated October. 02, 2021 08:17

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国会科学技術情報放送通信委員会(科放委)の国政監査初日の1日、与野党議員らは商用化から2年6カ月が過ぎても、第5世代(5G)モバイル通信の速度の品質が改善されていない点を集中的に指摘した。

与党「共に民主党」の禹相虎(ウ・サンホ)議員は1日、参加連帯など5の市民団体と独自に測定した5G通信の速度を公開し、「通信会社各社が、サービス初期に第4世代(4G)ロング・ターム・エボリューション(LTE)より20倍早いとPRしたのはもちろん、科学技術情報通信部が調査して5倍早いと発表したことにも及ばない」と明らかにした。

禹議員と参加連帯などは先月、ソウル市内の10の洞(行政区域)と室内多人数用施設、地下鉄で5G速度の調査を行った。調査の結果、5つの洞の平均ダウンロード速度は711.60Mbps(1秒当たりのメガビット)と、LTEサービス(207.74Mbps)比3.4倍に止まった。室内では526.35Mbpsで2.5倍水準だった。科学技術情報通信部が8月に発表した品質調査では、通信3社の平均は808.45Mbpsだった。参与連帯は「速度測定の結果、科学技術情報通信部の発表結果の50~75%水準だ」とし、「苦情、情報提供が集中する自宅などを含めれば、5G速度はさらに下がる可能性が高い」と指摘した。

科放委所属の民主党の金相姬(キム・サンヒ)議員は、「通信3社から節約フォンに移った利用者は8月は74万1937人で、昨年の年間数値(72万4563人)を超えた」とし、「通信3社の5Gサービスに失望した利用者が、節約フォン事業者に移っている」と指摘した。

科学技術情報通信部の林恵淑(イム・ヘスク)長官は、「5G(速度向上のための)無線局設置水準が(通信3社の目標に)及ばないのが事実だ」とし、「企業を励まして、追加で設置できるようにする」と語った。


チ・ミング記者 warum@donga.com