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孫興民がリーグ13得点目、復帰したケインが攻撃の活路開く

孫興民がリーグ13得点目、復帰したケインが攻撃の活路開く

Posted February. 09, 2021 07:53,   

Updated February. 09, 2021 07:53

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「ケインが懐かしかった」

孫興民(ソン・フンミン)は7日、ロンドンの本拠トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われたプレミアリーグのウェスト・ブロムウィッチ戦で1ヵ月あまりぶりにリーグ戦13得点目(シーズン通算17ゴール)を決め、チームの2-0勝利をけん引した。

孫興民を元気づけたのは足首負傷から劇的に復帰したハリー・ケイン(28)だった。ケインが負傷で欠場した試合で、孫興民は徹底的に孤立した。中盤からまともなパスがもらえず、相手守備の集中マークを受けた。しかし、ケインが2列目で動きながら塞がっていた攻撃の活路を開き、前線に適切なパスを出してから孫興民は久々に持ち味のプレーができるようになった。

この日の活躍で今季7度目となるマン・オブ・ザ・マ(MOM)に選ばれた孫興民は、試合後に「ケインと試合するといつも楽しくて、一緒にプレーしった試合はとても価値がある」とし、「我々みんなはケインが世界最高のアタッカーであることを知っている。復帰してすぐチームが必要としていたゴールを奪った」と言いケインを持ち上げた。サッカー統計サイト「フースコアードドットコム」は、孫興民に7.8点の採点をつけた。MFホイビュルク(8.4点)に次いで超リームを通じて2番目に高い評価だ。先制ゴールを決めたケインは7.6点だった。

試合後にトッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は、孫興民の再契約に触れた。孫興民のトッテナムとの契約は2023年に終了する。モウリーニョ監督は、「孫興民は契約が2年ほど残っている。適切な時を待ってみよう」と言い、「新型コロナウィルスで多くの人が仕事を失って厳しい状況だ。今はクラブと選手の契約について話す時期ではないと思う。だが、順調に決着がつくと信じている」と話した。孫興民は11日にサッカー協会(FA)カップ5回戦のエバートン戦に出場する予定だ。


金東昱 creating@donga.com