Go to contents

KT、龍山に首都圏最大規模のデータセンター

KT、龍山に首都圏最大規模のデータセンター

Posted November. 06, 2020 08:21,   

Updated November. 06, 2020 08:21

한국어

KTは5日、ソウル龍山区(ヨンサング)に過去最高のデータ能力を備えたインターネットデータセンター(IDC)をオープンした。

KTは、ソウル龍山区に自社の13番目のIDC「KT DX IDC龍山」を完成して、本格的な稼動を開始したと、5日明らかにした。龍山IDCは、延べ面積が4万8000平方メートルで、地上7階、地下6階規模を備えている。サーバールーム8カ所で10万台以上の大規模なサーバーの運用が可能な首都圏最大規模のデータセンターだ。KTの関係者は、「サーバー10万台は、国立中央図書館を丸ごと保存すると仮定すれば、これを3万個まで収容できる容量だ」と説明した。

龍山IDCは、歴代級データ処理速度を誇る。独自のネットワークを通じて、単一回線で韓国内最高水準の100Gbps(1秒当たりのギガビット)速度を提供する。

また、KTは、首都圏にあるソウル龍山、木洞(モクドン)、江南(カンナム)と京畿道城南市盆唐(キョンギド・ソンナムシ・ブンダン)IDCを一つの巨大なセンターで繋げた。これにより、1つのIDCで急に大容量のトラフィックが発生しても、隣接するIDCを経由する方法でデータサービスが可能だ。

龍山IDCは、データセンターの電力消費の大部分を占める冷房コストも大幅に改善した。高効率設備を備えて、冷房用電力費を従来比20%以上削減して、年間2万6000トンの二酸化炭素排出量を削減する計画だ。KTの関係者は、「年間385万本の木を節約できる」と説明した。


柳根亨 noel@donga.com