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太永浩議員、元イタリア代理大使の亡命報道受け「北の家族が処罰されるかも」と懸念

太永浩議員、元イタリア代理大使の亡命報道受け「北の家族が処罰されるかも」と懸念

Posted October. 08, 2020 08:05,   

Updated October. 08, 2020 08:05

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元・駐英北朝鮮大使館公使で最大野党「国民の力」の太永浩(テ・ヨンホ)議員(写真)は7日、北朝鮮のチョ・ソンギル元イタリア大使館代理大使の韓国亡命の情報が公開されたことについて、「北朝鮮で裏切り者に決めつけられるだろう」とし、「北朝鮮が、チョ・ソンギルの家族について処罰をするかもしれない」と懸念した。

太議員は同日、国会で記者たちと会って、「彼の娘が北朝鮮に連れさられている特殊な状況であり、チョ・ソンギル夫婦の所在に応じて処罰の度合いが変わる」とし、「なぜこれが露出されたのか、非常に憂慮すべき状況だ」と話した。

太議員は、「脱北外交官が北朝鮮大使館から脱出して常駐していた地元の国で静かに滞在していれば、北朝鮮は彼らを逃走者、離脱者に分類する」とし、「しかし、もし大韓民国に亡命すれば、彼らを裏切り者と決めつける」と説明した。さらに、「逃走者、離脱者に分類された脱北外交官の家族に与えられる不利益の中で最も過酷な処罰は、地方への追放であり、政治犯収容所に送るなどの極端な処罰はしない」とし、「裏切り者の家族にどのような処罰が下されるかは、誰も知らない」と付け加えた。


ユン・ダビン記者 empty@donga.com