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米エミー賞の候補作、ネットフリックスが総なめ

米エミー賞の候補作、ネットフリックスが総なめ

Posted July. 30, 2020 08:06,   

Updated July. 30, 2020 08:06

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グローバルオンラインビデオサービス(OTT)会社・ネットフリックスの作品が、第72回エミー賞の最多候補にノミネートされる記録を立てた。エミー賞を主催する米テレビ芸術科学アカデミーが28日(現地時間)発表した最終候補作によると、ネットフリックスは作品賞、主演男優賞などを含めて、160部門で候補にノミネートされた。ドラマ作品賞の候補には、「オザークへようこそ」と「ザ・クラウン」「ストレンジャー・シングス」の三作品がノミネートされた。ドラマ主演男優賞候補には、「オザークへようこそ」のジェイソン・ベイトマン、主演女優賞候補には「ザ・クラウン」のオリヴィア・コールマンが名を連ねた。

昨年「ゲーム・オブ・スローンズ」でエミー賞を制覇したHBOは、ドラマ「ウォッチメン」などの善戦でネットフリックスに続いて107部門に候補作と俳優を輩出した。人種差別主義を告発した「ウォッチメン」は、26部門にノミネートされて、単一作品の中では最多の候補となった。1921年、白人至上主義者たちが黒人300人を殺害した「タルサ人種虐殺」事件をモチーフにした犯罪物だ。

一方、韓国系俳優・サンドラ・オーは、BBCアメリカの「キリングイヴ」でドラマシリーズ部門主演女優賞候補に名前を連ねた。2018年と2019年にも候補にノミネートされたが、受賞できなかった。サンドラの「キリングイヴ」で、英情報部・MI5のスパイ・イヴとして出演している。授賞式は9月20日、米ロサンゼルス・マイクロソフトシアターで開かれ、ABC放送局が生中継する。


パク・ソンヒ記者 teller@donga.com