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ヒューストンの中国総領事館の閉鎖を命じたトランプ氏、「追加閉鎖」を示唆

ヒューストンの中国総領事館の閉鎖を命じたトランプ氏、「追加閉鎖」を示唆

Posted July. 24, 2020 09:12,   

Updated July. 24, 2020 09:12

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米国がテキサス州の在ヒューストン中国総領事館に閉鎖を命じたことと関連して、トランプ大統領が、「中国公館の追加閉鎖は常に可能性がある」と述べた。中国の強い反発と世界の憂慮にもひるまず、むしろ追加措置の可能性に触れて中国への圧力を最高潮に引き上げたのだ。

 

トランプ氏は22日(現地時間)、ホワイトハウスでの記者会見でこのように明らかにした。また、ヒューストンの中国総領事館で火災が起きたことに触れ、「書類を燃やしたのだと思う」との見方を示した。中国総領事館が米国内の不法活動関連の記録を処分したという趣旨の発言だ。

ビーガン米国務副長官は同日、上院外交委員会が米国の中国政策を主題に開いた公聴会で、今回の措置がトランプ氏の指示によることを確認した。ビーガン氏は、「中国の米技術の窃取、知的財産権の侵害などの問題が、このような措置を下すことになった背景」とし、中国を批判した。

ワシントンの中国大使館は声明を出し、「米国の主張は根拠のないでっち上げ」と批判した。在ヒューストン中国総領事館の蔡偉総領事も、ABC放送とのインタビューで、「米国の決定に大きな衝撃を受けた」とし、「米国の一部の政治家は口を開けば嘘をつくことをやめよ」と非難した。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 北京=キム・ギヨン特派員 lightee@donga.com