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文大統領、災害支援金60万ウォン受け取らずに寄付

文大統領、災害支援金60万ウォン受け取らずに寄付

Posted May. 08, 2020 08:50,   

Updated May. 08, 2020 08:50

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、新型コロナウイルス感染症の緊急災害支援金60万ウォンを全額寄付することにした。

康珉碩(カン・ミンソク)大統領府報道官は7日のブリーフィングで、「文大統領は今日、寄付意思を明らかにした」とし、「寄付を受領しない方法だ」と語った。緊急災害支援金は全国民に支給され、文大統領は金正淑(キム・ジョンスク)夫人と一緒に2人世帯基準の60万ウォンを受ける予定だった。4日、首席補佐官会議で、「都合がつくだけ、意思があるだけ参加してほしい」と強調したのに続いて、三日後に直接緊急災害支援金の寄付を決定し、寄付の奨励に出たのだ。康報道官は、「状況に応じて、(文大統領は)追加寄付をすることもありうる」と語った。大統領府の参謀陣も、文大統領の寄付を皮切りに、寄付行列に参加すると見られる。

 

一部から提起されている管制寄付論争について、大統領府の関係者は、「管制寄付、管制金集め運動云々するのは、尊敬する国民を侮辱することだ」とし、「管制寄付という言葉で水を差さないでほしい」と語った。さらに「(緊急災害支援金を)消費することも意味がある」とし、「寄付せずに消費するからと言って、誰も言うことなく、なんとも言えない」と話した。

一方、文大統領は就任3周年を迎える10日午前11時、大統領府の春秋館で、就任3周年の特別講演に出る。演説で政権後半期の国政運営方向などを示す予定であり、テレビで生中継される。


パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com