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国立博物館と図書館が71日ぶり再開

Posted May. 02, 2020 09:57,   

Updated May. 02, 2020 09:57

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国立博物館や美術館、図書館が6日から限定的に運営を開始する。5日までと予定されていた社会的距離置きの終了を控えて、自然休養林などの屋外施設に続き、屋内公共施設も運営を再開するのである。新型コロナウイルス感染症事態を受け、博物館などが閉鎖されてから71日ぶりのことだ。

1日、中央災害安全対策本部(中対本)によると、24の全国国立博物館や美術館、図書館が6日から運営を部分的に再開する。対象は、△国立中央博物館と地方国立博物館、国立民俗博物館、大韓民国歴史博物館、国立ハングル博物館など17ヵ所、△国立現代美術館4ヵ所(果川、ソウル、清州、徳寿宮)、△国立図書館3ヵ所(中央、子供青少年、世宗)である。当該施設は、今年2月23日、政府が感染症危機警報を「警戒」から「深刻」段階に引き上げたことで、運営が中止となった。

政府は、屋内公共施設を再開するが、集団観覧ではなく、個人観覧のみ可能にし、人員を制限して密度を下げることにした。残りの公立・私立施設は、防疫指針を守りながら自主的にオープンする方針だ。

政府は、社会的距離置きの期間を延長せず、6日から「生活の中の距離置き」に転換することを検討している。丁世均(チョン・セギュン)首相は同日、中対本の会議で「生活の中の距離置きへの移行を前提に、来週から公共の屋内分散施設の運営を再開することについて議論する」と明らかにした。


李美智 image@donga.com