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三星電子の過去最高業績を手放しで喜んでばかりいられない

三星電子の過去最高業績を手放しで喜んでばかりいられない

Posted October. 06, 2018 08:56,   

Updated October. 06, 2018 08:56

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三星(サムスン)電子が今年第3四半期(7~9月)に17兆5000億ウォンの営業利益で、もう一度過去最高記録を更新した。半導体部門の営業利益だけで13兆ウォンを超えている。売上は過去最高だった昨年第4四半期(10~12月)の65兆9800億ウォンに続き、二番目の65兆ウォンを記録した。最近モルガン・スタンレーなど一部の外国投資機関が、半導体価格の割高を主張して半導体業況は低迷するだろう予想したことを覆した驚くべき業績である。主力産業のうち、造船業はすでに傾いており、自動車産業までが揺れている中、三星電子がこのように支えているのは、幸いなことに違いない。

しかし、ひたすら喜ぶわけにはいかないのが、私たちが直面している現実である。三星電子だけを見ても、家電、携帯電話などを含めた全体営業利益のうち、半導体部門が上げた収益が80%に達するほど偏り現象がひどい。このため、三星電子の最高経営責任者たちは、機会があるたびに「船の沈没は瞬く間」と危機感を呼び覚ましながら、次世代の成長エンジンを育成している。

三星電子がこれぐらいなら、韓国経済の全般については、なおさら深刻な危機意識を持って対処するのが当然だ。半導体一品目が輸出全体で占める割合が17%に達するほど偏りが激しく、この半導体錯視現象すらいつ消えるか分からない。半導体だけでなく、自動車、鉄鋼、石油化学などの主力製造業の成否は、該当企業を越えて、国民経済全体に直結する死活の問題だ。最近、政府が出した政策や商法、公正取引法などの経済関連改正案を見ると、このような現実にどれほど深く悩んだ結果なのか気になるばかりだ。