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新型兵器

Posted July. 31, 2018 09:28,   

Updated July. 31, 2018 09:28

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ジョージ・パットン、バーナード・モンゴメリー、ハインツ・グデーリアン、エルヴィン・ロンメル。第二次世界大戦をちりばめた名将たちは、第1次世界大戦時はそのほとんどが尉官級将校として服務した。第1と第2次世界大戦の間、わずか20年の間に兵器は画期的に発展した。そのおかげで、陸海空で全く新しい戦術が生まれた。第2次世界大戦が現代戦術の教本であり、名将の角逐戦になった理由だ。20世紀の戦争だったからそうだったのだろうか?戦争史を振り返ってみると、そうでもない。

アッシリアは、鋼鉄兵器とスチールツールを持って、メソポタミアとエジプトを網羅する帝国を立てた。アレクサンドロスのマケドニア軍は、古代ギリシャの重装甲歩兵の長距離遠征が可能で、騎兵を撃退できる移動性があり、戦術的多様性を持った機器と戦術を身に着けた。アレクサンドロスがわずか5万人の軍隊でペルシャの大軍を撃破し、インドまで行くことができた理由は、彼等の敵が初めて見る軍隊や戦術に対抗する方法を見つけられなかったからだ。しかし、一時代が過ぎると、ローマ軍はマケドニア戦術の弱点を見つけ出し、彼らも新しい戦術を加えながら、マケドニアの栄光に土をつけた。

戦争史、戦術史を見れば、世界的戦争、人類の歴史を変えた戦争で名将たちはいつも新しい兵器や新しい戦術を身に着けて現れた。いつも見慣れない環境にぶつからなければならず、見知らぬ状況を克服するために創造的な才能と挑戦的な精神、勇気が求められるのは現代人だけに適用される不幸ではない。人類の戦争史は、古代から過去にやったことしか分からないか、またはそれに縛られて生きる人と新しい状況と課題が与える痛みを克服できる人との角逐の場だった。

韓国社会が新しい経済危機の中に差し掛かっているというシグナルがあちこちから出ている。私たちだけの危機ではない。世界がそうだ。それでも過去のパラダイムに浸っている人間たちは、自分たちのエラーは認めず、他人のせいばかりにする。さらには、現在の経済状況は私たちが初めて経験する状況だからと言い繕う。初めて経験する状況?戦争と経済はいつもそうだった。紀元前2000年〜紀元前1000年も同じだった。それを知らなかったなら、無能な指揮官ではなく、無資格者である。

歴史学者