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文大統領、26日に訪問先のUAEで改憲案発議

文大統領、26日に訪問先のUAEで改憲案発議

Posted March. 26, 2018 08:54,   

Updated March. 26, 2018 08:54

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領は25日(現地時間)、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビでムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子と首脳会談し、両国関係を「戦略的パードナー関係」から「特別戦略的パートナー関係」に格上げすることで合意した。

文大統領は同日、ムハンマド皇太子と首脳会談と昼食をともにし、外交と国防の「2+2」次官級協議体の設置や、外交長官同士の戦略対話、経済共同委員会の定例開催などに合意した。大統領府の関係者は、「韓国にとってUAEは中東第2の貿易国で、最大の防衛産業輸入国」だとし、「原子力発電所の建設を超えて未来産業のインフラ構築に向けた協力関係を築いていくだろう」と述べた。

一方、韓国政府は26日の午前10時、政府ソウル庁舎で李洛淵(イ・ナギョン)首相主宰で臨時閣議を開き、文大統領の改憲案を議決する予定だ。文大統領はアブダビで午前5時30分頃(現地時間)、電子決済をし、改憲案を国会に提出する。大統領府は、「大統領の改憲案を発議するが、国会の合意を待つという態度には変わりない」と話した。

しかし、改憲案の発議過程で閣僚たちが事実上「挙手機」を勤めたと指摘する声も出ている。憲法第89条によると、改憲案は閣議の審議を経なければならないのだが、この日閣僚たちの改憲案審議には1時間もかからないと見られる。大統領の改憲案発議に野党が激しく反発している。自由韓国党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表は、「社会主義への改憲陰謀を粉砕する闘争に全国民とともに場外に出ることを検討するほかない」と述べた。正しい未来党も、「与党議員たちが改憲案をめぐる交渉に能動的に取り組めるよう文大統領が(与党の)裁量を保障するべきだ」と反発した。


アブダビ=ハン・サンジュン記者 ユ・グンヒョン記者 alwaysj@donga.comnoel@donga.com